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短歌のことを語る

なんびとも触れさせはせぬ頑なさ
山の女は高きところに

山女=あけび

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TLにちゅーる欲しがる猫が居て言葉欲しがる猫も居ります
(猫の日)

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水底に仄かなべにを蓄える水ようかんと春を待ちをり

福井の小浜へ旅した時に寿司屋で名産品を尋ねたら「水ようかんやね」と言われて不思議な気がしたのですが、調べてみてなるほどと思いました。貧しい土地なので子供たちは早々に京都へ奉公に出たんですね。そこから正月(明け?)に里帰りする際、雇い主が持たせた手土産が水ようかん(いわゆる丁稚羊羹)だったと。それは福井の寒さなら常温保管可能な食べ物だったので冬の愉しみのひとつだったんですね。だから今でも福井の人にとっては水ようかんは冬の食べ物のイメージなのだそうです。そう聞くと、雪深い土地の人の春を待つ気持ちが伝わってくるような気がします。

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マリアといふカラスありけり漆黒のメゾソプラノは初列風切り

お題:からす 

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短歌ハッシュ8月号は海藻モチーフで作成しました。「海、海松(みる)」が歌のテーマです。13日まで配信していますのでよかったらどうぞ。
セブン A4 カラー 60円 81090618 

あと、今回のは「海のいきもの」をテーマにしたネプリを一斉配信する企画 紙街01 に参加しています。↓これは自分の投稿ですけど

紙街01のハッシュタグ部分をクリックしたらたくさん綺麗なネプリが出て来るので、紙モノ好きな方は覗いてみてくださいね☆

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かいそうのとめどなき浜濡れてゆく生まれては消ゆミルククラウン

お題 海、海松
何が何でも「みる」で詠みたかったので乙女すぎて気持ち悪いけどしゃあないな時間切れ

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打出しの雪平鍋やふり積もる雪のごとき曲線(ルビ:アール)湛えり

「打出」の詠み込みをせなあかんのです、くるしいわw

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短歌のネプリ「短歌ハッシュ」の配信をはじめて一年のお祝い記事を常連のななさんがブログにあげてくださいました。12回ぶん振り返るとなかなか壮観で、嬉しい^^ よかったら見てくださいませ☆
http://library7.hateblo.jp/entry/2017/07/13/194150

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矮性日記(合同誌みずつき)

水張月はちきれそうな生ごみがキラキラしてる田の字田の字

ただならぬ水匂い来て一年の巡りをおもう亀の産み月

信号機みたいに生えて立ち続けているきみの位牌

滲(にじ)み出すマスクメロンの細胞膜きみがいなくなったのはみずつき

まな板のプレパラートでまだ息をしている細胞むらさき玉葱

みず満ちて舗道の矮性ツルバラがもうすぐ上昇気流に乗るよ

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貯め込んだ光を放つたんぽぽの長い長いエンドロール

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遊び紙めくれば始められるのに
風待つ空が空々しくて

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華やかに朝を報らせる電子音だれもわるくないもちろん時計も

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うそつきはにんげんのはじまりだから銀のフォークをぴかぴかにする

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あどけなき帝のような門を背に波の音にも「入水」を聞きぬ

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幽霊を芒に見るほど弱くないゾンビ映画は無理だけれども

ほんとです

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まっ白な皿に過ぎないはずでしょう三十一文字が置けるだけの

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赤い羽根ちくりと刺してたしかめる
毟り取って生きていること

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自由:捨

指環ごと海に投げてしまったら最終話だけど人生は続く

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5雷

やさしさは避雷針になりがちで薄着になるのがすこし怖くて