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映画のことを語る

本日の映画

「キャロル」

非常に美しゅうございました。
アカデミー賞ではケイト・ブランシェットが主演女優賞、ルーニー・マーラが助演女優賞にそれぞれノミネートされ、他の映画賞ではふたりとも主演女優賞にノミネートされた場合もありましたが、そういう感じが妥当ではないかと。昨年のカンヌ映画祭でルーニー・マーラひとりが女優賞を受賞し、タイトルロールを演じたケイト・ブランシェットがスルーされたのがじつに不思議な受賞結果だ、とあの頃かなり言われていましたが、カンヌは審査員長の権限を強くしてあるといいますから、その審査員長の意向が前面に出る場合は特殊な結果になるのではないだろうかと。実際のところは (ルーニー・マーラがだめだという意味ではなく) ケイト・ブランシェットやはり素晴らしかった。