ケン・ローチ監督作品
「わたしは、ダニエル・ブレイク」
見てきました。

カンヌ国際映画祭において、
「麦の穂をゆらす風」に続き
監督 2度目のパルムドール(最高賞)受賞作品です。
脚本は今回も、
ケン・ローチ監督とのコンビで知られる
ポール・ラヴァティ。
前作「ジミー、野を駆ける伝説」では
1930年代のアイルランドで、
村人が自由に集ってダンスや
文化的活動をできる集会所を
作ったことによって教会の目の敵にされ、
アイルランド史上ただひとり、
裁判もひらかれずに国外追放された
実在の人物が描かれました。
今回は 現代が舞台で、前作以上に、
今現実にある問題に
より目を向けた作品となっています。
誰でも、いつ何が起こって、今の暮らしが
“当たり前” でなくなるかわからない。
これは他人事ではない。


