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自分(id:Kodakana)のことを語る

小学校の理科の授業。
数センチ四方の紙を渡された。紙をかざすと影ができる。
「影は何色ですか」と先生。「黒い」という答えを期待しているのだろうと気付いた。
完全な影ならば黒いはずだ。でも、この紙は赤い、そして厚くない。
それに光には回折や透過、反射する性質があるので、日常的に見る影は完全な黒ではない。
特に透過する物体の影には、その物体の色が反映する。
赤い紙の影は「赤っぽい」。
その答えを先生は歓迎しなかった。
「児童の発達の段階に応じた教育」というものだろうか。