宇宙人の侵略だとか未曾有の災害だとか
派手な破壊で人が大量に死ぬ系の映像作品が
自分はすごく苦手なんですけど、
あれをエンタテイメントとして楽しむには
「絵空事だ」という了解と同時に
「もし万が一そんな大事が起きたって、自分とは関係ない」という
自分自身をお話から疎外する意識が働いてるんだと思う
感情移入とは逆の物語の楽しみ方、というか
ああいう映画で、壊されたり海中に没したりする
マンハッタンとか六本木ヒルズとかのシンボリックなスポットって
多くの人にとっては確かに知っているけど
半分はテレビの中にしか存在しないような、非日常の場所だと思うんです
「そこに自分や身近な人はいない」「自分は巻き込まれてるはずがない」と
いう安心感でもって見ていられるんだと思う
作り手もなんとなくその気持ちに答えるように、目立つスポットを壊すように仕向けられているのかなとか
(ごくありふれた日常を壊していく方向なら、ホラー映画になるのかなーとか)
「あの中に自分の家族がいる」と想像してしまった瞬間からもうアカン、ワタシは
もっと言うと、そこに頻繁にいるような人間たちは
自分の関係外の上に、金持ちでリア充で、ちょっと妬ましい存在だと感じてる
きれいでおしゃれで立派なものどもが
自分の手を汚さずに、代わりに思いっきり破壊してもらえるから
隠れた欲望を満たすことが出来て、すっとするのかなあ、と
いや、ワタシはそういうモノたちを「壊したい」と思うことが時々あるのです
隠れた欲望を見せつけられるから、怖くて避けてるのかも
建造中のスカイツリーを下から見て思ったことも、
「わー、これ崩したらどんくらい被害出るんだろ」でしたから
ドアのブのことを語る
