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初デートでして欲しい事のことを語る

震える声で、かもぞうは彼女に言いました。
「BabyFootって知ってる?日本だとドラッグストアで買えるんだけど…」
彼女はかもぞうに最後まで話をすることを許しませんでした。ペディキュアで武装した彼女の爪先は、凶器と認定されるに足る殺傷能力を持っていました。溢れる鼻血にむせるかもぞうに、彼女は言いました。
「私の踵が角質でガサガサだって言いたいの?」
ただ僕はBabyFootしたあとの皮を剥きたいだけだったのに…。
鼻血による呼吸困難で薄れゆく意識の中、かもぞうは思いました。
「僕が満足できる場所は、ここにもないのだ。」