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自分(id:happysweet55)のことを語る

「あなたは、せかせかしすぎだよ。なんで、時間ばっかり、気にするのよ?」。
「なんでお金お金ってそんなに言うのよ? お金がなくても、幸せってなれるもんだよ」。
「私の好きなもの? 日常。家族でご飯が食べられれば、それでいいじゃん」。 
何度も、何度も、口喧嘩して別れた彼女の言葉を思い出してた。
「なんで、そんな風に、映ってしまうんだろう?」っていつも思ってた。
彼女の目に映るぼくは、ぼく自身とも、彼女が惹かれたぼくとも正反対なのだ。
ぼくは、旅行の計画を立てるのは嫌いだし、お金なんてそんなになくてもいいって思ってるし、
家族で一緒にご飯が食べられるのが、きっと人生で一番の幸せだって思ってる。
「旅先で最低な目に合わないで、最高な時間が過ごせるように、
移動中、ぼくはガイドブックを読んで、ちゃんと考えてるんだよ」。
「地元から離れた場所で子供を育てるには、ぼくの年収はまだ足りないんだ」。
「この時代、民間企業で、毎晩家族とご飯食べられる会社なんて、絶対ない」。
口論になると、いつも最後に、ぼくはそうキレていた。
その理由も分かってた。ぼくはこの人生の目的地も、離陸地も、中継地も見えてないからだ。
彼女も、時間やお金や、仕事の大切さや現実が分からなかったわけじゃなかった。
でも、やっと分かった。彼女の言って欲しかったこと、求めていたことが。
それをぼくが誰かに言える日は、一体いつ来るんだろう?
「ぼくには時間も、お金も、余裕もない。でも、幸せだし、幸せになれるよ」って。