「もしホームレスになったら、あなたは何をする?
私はね、自分で缶を集めたりする係はしないと思うの。
皆で集めた缶をできるだけ高く売ったり、
そういう交渉をする係になるわ。
皆がハッピーになれるように。
あなたは? そう、あんまり缶を集めるのは好きそうじゃなさそうよね」
国境の駅で、紺色のコートが似合うとても目がキレイな女の子に会った。
ブリュッセルの夜の街を一緒に歩いてから、ビュフェで食事をした。
彼女はベテランの菓子職人で、ベルギーへ研修に来てたのだった。
「何か違うものをぼくは集めるだろうね。
それが何かはよく分からないけど…」
彼女と話してると、年相応に内容の詰まった経験をしてて、
ぼくは気圧されて、彼女を部屋まで送ることすらできなかった。
一体ホームレスになったら、ぼくは何の係になるんだろう?
世捨て人になっても、今のぼくじゃ苦しくて仕方がないだろう。
自分(id:happysweet55)のことを語る
