貧乏旅は、バックパックでなければならない。
しかし、テントを入れるか入れないかで旅の快適さが随分変わってくる。
テントの重さは、旅の概念すら変えてしまうくらい重い。
冬期以外の日本での放浪旅は、別にテントがなくてもいいのをぼくは知ってる。
無人駅のベンチで寝ればいいのだ。
逆に-10とか-15度みたいな場所に行く時はテントは持っていても意味がない。
- 8度でも宗谷岬みたいに風が強い場所だと普通に死ぬことをぼくは知っている。
しかし、もし夜更けにチェコの山奥で降ろされて、泊まる場所がなかったら、どうすればいいのだろうか?
すごく簡単なことだ。
泊まるところがある街まで、誰かに必死で頼んで、乗せていって貰えばいいんだ。
君は真冬の函館港に朝の3時に降ろされてしまったことを覚えているだろう?
あれと一緒だ。道があれば、絶対に誰かが通る。
これが世の中の真理だ。救いはどんな道にだってある。
分かったかい、ハッピー。
今回はノーテント、ノーマネーだ。
いいか、テントを使おうとせず、頭を使うんだ。
だから、テントは入れても、使えないんだってば!
