ぼくの青春が終わったのは2010年の冬だった。
ドイツのドレスデンの公共感漂うホテルの一室で、ぼくの青春の影はひっそりと生き絶えたのだ。
誰に話すことも、伝えることもできないまま、ぼくの中の一番大事にしていたものは、そこで死んでしまったのだ。
スキーを履いて、真っ白な川べりを通勤するドイツ人を見ながら、ぼくはすごく目眩がした。
チェコ行きのバスへ、どうやって乗って、辿りついたのかもよく憶えてない。
ただプラハの街は盆地の底にあって、西日に輝く赤煉瓦の建物で埋まっていたのはよく憶えてる。
ぼくは重いバックパックを背負って、プラハの街外れにある宿へ予約も入れずにふらふらと飛び込んだのだった。
それから7年もよく生きてるなー自分と思う。その3日後産まれた甥がもう小学生になっているのを見ると、
しみじみ時の経過を思う。7年前のぼくはまだ痩せた青年だったのだ。
沢山の「もし」があって、それを思うと、時々とても人生が辛くなる。
でも、その時々、最善の選択をし、最大の努力を払って、今日があるんだよと思い直す。
約7年かけて、ぼくは何度も生きる糧も燃料も希望も何もないという状態に陥りつつも、
立ち直り、何とか自分の足で立って歩くという普通の人生へ戻ってきたのだ。
その前の7年も、その後の7年も無駄じゃない。今日ちゃんと生きてれば、
いつかちゃんと繋がってるという場所に辿り着くはずだ。という感じで、もうひと頑張りしてから、今日は寝ます。
おやすみなさい。
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