数多くのベテランたちを抜いて、ぼくの事業は、たった2年間で日本である分野を代表するようなものになった。
信じられないところから講演の登壇依頼が来たり、メディアからの取材依頼も頂いている。
でも、ぼくは全部断ることにした。
というのは、自分がこの事業に何一つ夢を持っていないからだった。
ぼくはただただ恐怖心から逃げるために、ひたすらこの2年間を歩んで来た。
もちろん、楽しかったことも、面白かったことも、学んだことも、山のようにある。
人生で一番外の人たちと、繋がりができた2年間だった。
でも、確実に言えるのは、今の仕事の延長線上にぼくの未来はないということだ。
今日、色んなことがハッキリした。ぼくはただただ怖くて、この仕事をしてきたのだと。
ぼくの人生の本当の夢は別なところにある。目的地にどう辿りつけばいいのか分からない。
目的地が正しいのかさえ分からない。
仕事も生活も住処もゼロベースで考え直す必要がある。余裕もあまりない。
でもね、ハッピーよ、君にはその力がある。必ずある。運もあるけれど、
ごく短時間で、誰にも成し遂げられないようなことを君はやって来た。
それだけは確かだろう?
自分(id:happysweet55)のことを語る
