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自分(id:happysweet55)のことを語る

長期間、ぼくの事業を危険に晒す不正を行っていた相手は、蛇のようにずる賢い人間だった。
コイツが犯人かと思った。
行動に移る前に、ぼくはあらゆる出口を入念に塞ぎ、SWATのように電撃作戦を開始した。
ぼくが突撃すると、ヤツはウナギかヘビのように、スルっと逃げた。ぼくはすぐに側近の二人を人質にして、ヤツが出てくるのを待った。
待っても、待っても、ヤツは出てこなかった。
「アイツが出てきたら、汚いことを即時にやめろと言うんだ。
やめるまで、絶対にぼくは引き下がらない」
ぼくは側近二人の心が砕けるまで、強い言葉で念を押した。
たとえ逃げ出しても、地獄の底まで、ぼくはお前を追いかけてやるぞ!
あらゆる手で徹底的に追い詰めてやる。
ぼくは第4、第5の作戦を実行に移す。
この間、15分もかからなかった。
ぼくは半年間、このヘビにずっと苦しめられて来たのだ。
やる時は一瞬でやらない限り、コイツは同じことをまたやるだろう。
案の定、ヘビは別ルートから、卑怯な攻撃を仕掛けてきた。
でも、そこにすがっても、何も危害が加えられないようにしてあった。
総攻撃から30分後、ぼくは勝利をもぎ取った。ヘビは死んだ。
全てのプロセスで、ここまで仕事でイヤな思いをしたことはなかった。
ぼくは心の底からヘビを憎んだ。しかし、いずれ、また第2、第3のヘビが出てくるだろう。
なぜならば、その原因を作っているのは、他ならない自社だからだ。
その病巣は、どう取り除けばいいのか分からない。決定的に言えるのは、
ぼくはここには合わない人間であるということだ。
中心にある観念が、獰猛でずる賢いヘビたちの暗躍を許しているのだ。
ぼくは心底傷つき、怒りに震えてる。もう二度とこんな思いはしたくない。