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あるぴにっくすのことを語る

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q.hatena.ne.jp/1438095824 の件ですが。

推測ですが、JASRACの監視システム(J-MUSE)が歌詞の無断掲載を感知したものと思われます。

参考サイト
http://internet.watch.impress.co.jp/www/article/2003/0217/special.htm
JASRACの違法音楽配信サイト対策~J-MUSE、プロバイダー責任法、電子透かし(INTERNET Watch・2003.02.17)
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●監視システム「J-MUSE」~JASRACは常に見張っている

 JASRACの違法音楽配信サイト対策の根幹をなしているのが、監視システム「J-MUSE」だ。これは、インターネット上での音楽配信管理システム「JASRAC NETORCHESTRA SYSTEM」の中の1機能で、2000年10月23日から稼動している。1カ月あたりの検索能力は、約540万件。対象となる音楽関連ファイルは、HTML・JPEG・GIF・MP3・MIDIなど。歌詞の違法アップロードも対象とするために、テキスト検索機能も近日中に実装予定だ。

 稼動から18カ月間で延べ9,700万ファイルを検索し、そのうち音楽ファイルは3,000万ファイル程度だ。主目的は、違法音楽ファイルの所在情報をデータベース化することで、転々と移設を繰り返すサイトも追跡しながらブラックリストを蓄積している。JASRACでは、このデータベースを元に、違法サイトへの警告、公開停止を求めている。

 1カ月540万ファイルという数字を多いと見るか、少ないと見るかは人それぞれだろう。検出した違法サイトの最終確認は、現時点では数人の専任スタッフが実際に見て、音楽ファイルを聞いて確認している。今後、この数字は増えていくのだろうか?

 菅原氏は次のように答える。「実は、ハードディスクの容量によって540万ファイルという数字になっているだけなんです。今後、必要だと判断すれば、当然増強してくでしょう。このまま、インターネット接続環境がブロードバンド化していけば、映像コンテンツが増えていくでしょう。そうするとファイルそのものが大きくなっていく。それにあわせたアップデートは必要でしょうね」。これは、映像そのものを監視の対象とするというだけでなく、その中で使われているBGMなどの素材音楽についても目を光らせなくてはいけないからだ。

 2002年12月末時点で、J-MUSEがデータベース化した違法サイトは約6,000サイト。基本的には、日本のドメインのみだという。ただし、J-MUSEは階層構造をどんどんたどっていくため、違法ファイルだけを海外のサイトに置いているようなケースでも把握している。当然、HTMLを置かずに、音楽ファイルだけを公開している場合でも、リンクをたどって検出する。菅原氏は、「掲示板やアップローダーに関して、現時点では優先順位は低い。しかし、技術的には対象にすることは可能ですから、将来的には視野に入れていくでしょう」とコメントする。

 これまでの活動では、違法サイトと確定したサイトの運営者のメールアドレスが入手できれば、個別に警告メールを発送していたという。菅原氏は、「把握、追跡しながら、周辺情報との絡みの中で連絡先が見つかることもある。そのための蓄積でもあります」と語る。
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http://rittor-music.jp/sound/column/copyqa/4955
第6回 違法サイトに対するJASRACの対応は?(インターネット著作権Q&A サウンド&レコーディング・マガジン・2010.05.11)
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Q.6 JASRACは違法サイトに対してどのような対策をとっているのでしょうか?

A.5 さまざまな違法サイト対策を講じていますが、違法サイトを完全に根絶することはなかなか難しいようです

JASRACの違法サイト対策は、無断音楽配信に対する法的措置と違法利用防止のための活動の大きく2つに分けられます。

(略)

第一に、JASRACでは、違法音楽配信サイト対策として、2000年10月23日から監視システム「J-MUSE」を運用しています。JASRACは、このシステムを利用して、インターネット上の情報を監視し、発見した違法音楽ファイルについては、「プロバイダー責任制限法著作権関係ガイドライン」に基づき、ISP(インターネット・サービス・プロバイダー)に対して、削除要請を行っています。その結果、2002年10月から2009年9月までの7年間で、送信防止措置が取られたファイル数は37万件に達したそうです。
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http://www.jasrac.or.jp/contract/member/faq.html
[著作権侵害に対する対応](日本音楽著作権協会)
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Q7-2. インターネット上の侵害には、どのような対応をとっているのですか?

A7-2. インターネット上の音楽利用をモニターすることで侵害情報を収集し、違法利用者へ警告メールを送信する自社システム(J-MUSE)を活用しているほか、「プロバイダ責任制限法」にもとづき、インターネットサービスプロバイダ(ISP)に、違法利用者への措置を講じるよう求める通知を行っています。
また、他の権利者団体やISPと連携してファイル共有ソフトを悪用したユーザーへ警告を行ったうえで削除を求めるほか、インターネット広告業界と連携して違法配信サイトの広告掲載中止を求めるなどの違法利用の撲滅活動を実施しています。
こうした取組みと併せて、違法利用を継続するユーザーに対しては法的手段を講じています。
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http://www.jasrac.or.jp/network/copyright_notice/warning/hpwebmasters.html
JASRACから音楽のご利用に関するメールを受け取った方へ
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あなたのホームページでは、JASRACの管理楽曲を掲載されています。
ホームページ等に音楽や歌詞を含むファイルを掲載する場合には、事前に作詞者や作曲者など著作権者の許諾を得る必要があります。JASRACの管理楽曲を掲載するには、事前にJASRACの許諾および使用料のお支払いが必要です。

著作権者に無断で音楽をアップロードした場合には、個人や非営利目的のホームページであっても、権利侵害の責任を問われることになります。自作のMIDIやご自身が演奏・制作した音源ファイルを掲載している場合も同様ですのでご注意ください。

さらに、市販のCDや放送番組等から作成されたファイルは上記に加え、レコード制作者(レコード会社)や実演家(アーティスト)、放送事業者の著作隣接権にかかる許諾を事前に受けなければ適法にアップロードすることはできません。著作隣接権者からの許諾が得られない場合は、その音源は利用できませんのでご注意ください。

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つきましては、適法にホームページを運営していただくために
メール受信後 5日以内にJASRAC管理楽曲をホームページから削除してください。
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ファイルのアップロードから削除までの利用期間分の使用料の清算及び今後の利用に関する許諾につきまして、オンラインライセンス窓口J-TAKTからご申請いただくようご案内いたします。

※外国曲の歌詞・楽譜、広告目的の配信にあたる場合は、楽曲をご利用いただくことができませんのでご注意ください。
※市販CD等の音源をご利用される場合は、著作隣接権者(レコード会社等)の事前の許諾が必要です。
※着メロ等の着信音を配信される場合は、曲ごとにリクエスト回数のカウントが必要です。

以上、よろしくご対応ください。
今後とも著作権制度ならびに当協会の著作権管理業務について、ご理解をいただきますようお願いいたします。

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