【今日見た映画に何行か/「アメイジング・スパイダーマン2」】
・ピーターの父が例の研究してたとかピーターの糸は機械仕掛とかグウェンの父が死んだとか最初忘れてて、だーかーらー先日1作目が地上波放送された時に見とけば思い出せたものを見忘れるもんだから もー、と思いましたが、おぼろげな記憶で見ても大丈夫でした。
・ジェイミー・フォックス、クリス・クーパー、ポール・ジアマッティら、アカデミー賞受賞者やノミネート経験者が出てますが、いい意味でそれをそうと感じさせず、すっかりアメコミの登場人物になっている。プロの演じ分け。
・主演アンドリュー・ガーフィールドをもっともいいと思ったのは「わたしを離さないで」に出てた時。スパイダーマン役は意外性がいいんですかね。
・ハリーの父の登場シーンは、なんだか、「ハンニバル」でクラリスがメイスン・ヴァージャーを訪ねたシーンを彷彿とさせる感じでした、寝姿が。余談ですが。
・そして、彼ですよ彼。昨年来、薄幸な役柄があまりに似合う(=巧い)と、映画好きハイカーの間でも評判の、デイン・デハーン。これまででいちばんの大作に出演しても、やはり、影のある役柄。
・とはいえ、ひとくちに ''影のある役'' と言っても、例えば今回は、''金持ちの息子の不遜な感じ'' なるものがちゃんと出ていて、こういう細かい演じ分けを見ると、またほかの役柄も見てみたい、という期待が高まります。
・オズボーン親子が変身するのはグリーンゴブリンていうんでしたっけ。あれを演じた、サム・ライミ監督版でのウィレム・デフォー&ジェームズ・フランコ、そして今回のデハーン、この3人の中で、いちばん意外性のあるのがデハーンであると言えましょう。つまり、変身後、意外ゆえのインパクトがすごい。
・次作があるならぜひ、黒幕的な感じでまた出てきてほしいデハーン。
・エンドロールの途中、新作がもうすぐ公開される、マーベルの別の作品の映像がちょっとだけ流れます。出演者のひとりが、シリーズ継続中にアカデミー賞女優になった、あれです。