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勉強(addictedto1100)のことを語る

ウオルマートが西友を買収したあと、海外で売れてた298円するでかい板ベルギーチョコを入れたのです。でもあんまり売れませんでした。御存じのように日本の板チョコというのは100円くらいの小さいやつがメインですけど、購買習慣って日本と海外では微妙に違います。外国からするとでかいチョコを買ってもらって少しずつ食べる方が合理的だろう・ハッピーだろう、ということになるのですが、感覚が違うというか。
西友はいまウオルマートの影響で、チラシを控えめにしてて「エブリデーロープライス(いつでもどこの店より安い)」、ってのをやってるのですが、日本の場合チラシをみてその日の買い物を決める・もしくは献立を考える、という習慣がないわけでもないので、快進撃とはいってなくて苦闘してます。
ウオルマートは英国とアメリカで成功した方法を日本にもってきたんすが、大成功とはいえないので「(多国籍化した)グローバル化した小売業にとってストアオペレーション(店舗運営)のローカライズ(現地化)の問題」はけっこう深刻なようです。

最近、西友の事実上の創業者の方が書いた本を読んだのですが、シアーズローバックやウオルマートに対して日本における生鮮食品主体の手間のかかる料理をする食文化の特殊性を説明してもなかなか理解してもらえなかった、とあって、日本人からするとあたりまえのことが、案外通じないみたいっす。
あんまり参考にならないかもなんすが、どんどん不便になってく西友をこの何年かみててその課題ってのがなんとなく判るような気がしたので、リプライしちまいました。ルー大柴化より訳わかんなくしてたらすいません。