5月か6月かそれくらいに「彼らはアメリカに自動車をたくさん送ってくる。けどアメリカはどうだ」「彼らはいつも打ち負かす」的なことを云っていて、しかし北米で売られてるホンダ車の場合、9割以上がオハイオなどの生産なのです。おそらくちゃんとした数字を調べることもしないし、教える・伝えるブレーンがいないままへいきで憎悪をあおるようなこと・テキトーなことを云ってしまうので、おそらくそういう指導者は選ばれないのではないか、というのがあった。つか、朝まで正直そう思っていた。
アメリカには丘の上の町っていう考え方があって、丘の上にある町は丘の下にある町より絶えず視線を浴びるのとおなじように、アメリカ社会は模範たるべき行動をとらねばならない、っていうある意味鼻持ちならないいやらしい考え方があったんだけど、憎悪をあおるという模範的行動からかけ離れたことをしやすいトランプさんが勝つとはほんとに正直思っていなかった。
丘の上の町はさびついてしまったのか。それとも夢物語であったのか。
アメリカ大統領選のことを語る