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知らんがナのことを語る

以前、交渉事でよく行っていた役所の出先機関が入っていた建物が壊されていたのを偶然目にした。老朽化してたからわからないでもない。もちろんそのとき交渉相手となっていた人たちは出向元に戻ってたり退職したり昇格してたりするのでそこにはいない。でもなんだかすごく喪失感があった。
社会人になった頃年次が上の人とかが、「○○には△△があってね」とか過去の話をちょこまか加えてきたのが不思議だったんだけど、いまとなってはわかる。あれ、たぶん、喪失感と一緒に過去の記憶が吹き出してるのではないか。なんだろ、40過ぎてちょっと経ったけど唐突にそこらへんが理解できた。