[追記]
現在三回目のかいぼり中です。
捕獲された駆除対象のブルーギルなどが展示されていました。ブルーギルは北米原産の生態系を壊すいくらか厄介者で、もちろんもともと井の頭池に居なかったものが誰かが放流して棲みついてしまったものです。喰えないことはないのですが骨が多すぎて食材としてはあんまり利用されてません。また日本固有の鯉は別として観賞用などに改良された鯉は駆除対象になってて、訊けば鯉は雑食で生命力が強く(また図体がでかく)、生態系維持の点からもけっこう厄介な存在なのだとか。池のほとりで以前は鯉の餌を売ってた記憶があってエサやりの経験がないわけではないので、生態系に影響があるという認識すらなかったので専門家のかたのレクチャーは興味深かったです。
で、駆除したものを「どうしてるのですか」と訊いたら肥料にできないことはないけどかなり匂うらしく都市近郊では敬遠されがちで、ほんとに厄介な魚たちのようで。いや、彼らが悪いんじゃなくて放り込んだ人間が悪いんすが。
なお3月のあたまくらいまで池の底を天日干しの予定のようです。
井の頭公園のことを語る