「朱雀家の滅亡」@新国立劇場小劇場
・途中から姿を表した國村隼さん演じる朱雀家侯爵の雰囲気たるや。ぞくっとしました。めっちゃかっこよかったです。
・近藤芳正さんがいい味出している。彼の存在がこの作品のキャラクターのスイッチになっていた。
・ストーリーを見ていて思ったのが全体的に相反するものは理解しあえないということ。しかしそれを咎めるのではない。
生と死、勝ち負け、男と女、肉体と意識、本音と建前、主観と客観など対照のものばかり登場。
・これまで三島作品を読んできたので、いつもの氏の世界観と全く違わないことににやにや。結局そういう男を描写したいのだろう。