>> ニセアカシアとアカシア
明治期に日本に輸入された当初は、このニセアカシアをアカシアと呼んでいた。後に本来のアカシア(ネムノキ亜科アカシア属)の仲間が日本に輸入されるようになり区別するためにニセアカシアと呼ぶようになったが、今でも混同されることが多い。たとえば、札幌のアカシア並木も、札幌松坂屋開店時のキャッチコピー「アカシアの花白くいま開く松坂屋」も、アカシア蜂蜜として売られているものも、西田佐知子のヒット曲「アカシアの雨がやむとき」、石原裕次郎のヒット曲「赤いハンカチ」や北原白秋の「この道」に歌われる"アカシアの白い花"や、清岡卓行の小説「アカシヤの大連」で中国の大連市を代表する樹木として知られるものも、2000年代に入ってからは松任谷由実の「acacia(アケイシャ)」やレミオロメンの「アカシア」もすべてニセアカシアに関するものである。
なお、本来のアカシアの花は放射相称の形状で黄色く、ニセアカシアの白い蝶形花とは全く異なる。<<
日本ではニセのほうがメジャー!