[NHK-AMの朝の番組が、何となくすごい、という話]
昔ながらの普通のお便り・FAXのコーナーがあり、早朝でもあるし おそらく投稿者の年齢層は高目かなと思われます
読まれる手紙の内容は季節の行事、日々の暮らしで気づいたこと...の他に、たまに悩みや苦しみを吐き出すものもあります
「介護に疲れた。夫の死を願ってしまう自分が嫌だ」「夫が育児にも子供にも無関心」
「3日前、出かけている間に母が突然自殺したことが受け入れられない」
「パワハラで心身がボロボロ、今日こそ退職届を提出する」など、いろいろ
そういうお便りが読まれた後は、メールでリスナーの反応がドバッと来て、それも読まれるんですが
それはちょっと知恵袋やクソリプっぽいのが多い 正論過ぎるというか
ワタシが好きなのは番組担当してるアナウンサー
全然「わかります」っていうような事は言わない(だってその人じゃなきゃわからないのは事実だから)
ただ 「おつらいんですね。宜しかったらまた、お便り送って下さいね」 と言うだけ
そこでアナウンサーが決して「べき」論とか 自分の意見とか全然言わないで
ただ「また話して下さい」と言うだけなのが、心地よくて...(普段、ワタシはこうだコレが正しい、っていう論調に晒されすぎて疲れているのかも)
ひとの悩みを聞くときの姿勢として、とても勉強になると思いました