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ドアのブのことを語る

[おこあえ]

「平成最後の○○」と同じで、
自分と寝起きを共にしてる人の生死くらいしか「世界を揺るがす」事件にはならない、
心を動かされなくなってきているなあ、と思う
思い出したように 誰かを、その死をきっかけに語っても
「亡くなった時だけ、話題として消費するだけ」になってしまうんじゃないか、と 何かうしろめたさがある
つめたい言い方をすれば
「死ななかったら、その人のこと、忘れてたんでしょう?
いつまでも生きていると、どっかで思い込んでいたんでしょう?」と
斜にかまえたことを思ったりする

そんな斜にしか観られない私とはちがって、
遠い存在、憧れの人が逝くことを しっかり悼んで、語り、深く悲しめる人は
自分が逝く時も 宝物をたくさん持って旅立てる 幸せな人だろうな、と思います