id:nekoana
ドアのブのことを語る

職場のえらい人(会長、70歳半ば)のことなんですが

年末年始、両方の訓示で 忘れているのか、まったく同じ話を繰り返した
(親しくしていたある銀行の支店長が新しく地元から都内店へ移って、
経緯は詳しく分からないが、部下の女性から訴訟を受け、降格になった、ということ
それを『恐ろしい時代になった」と表現した。余程ショックなことだったのだろう)
また何か言うたびに「これが最後だな」と言ったり
最近立て続けに 経営者仲間が他界したり 病で人が変わったようになったりしたからかなと思う
非常にアクティブで自身にあふれ 少しもじっとしていない 精力に満ちたような人だったけれど
自身も老いを感じて、気弱になってきたようだ
それを周りからも感じられるくらいになった また語ることを、私の方も「この人が言うことは全て正しい」とも思わなくなったし
この会社を作って大きくしてきた、仕事が人生だった人ゆえに
引き時、仕事に関わらない生き方ががわからず、しがみついているようにも感じている
(すべての創業者がそうだ、と言いたいわけではありません)
私は言わないけれど「そろそろ老害になってきたな」と、陰口を言う人も出てきた

あんなにおっかなかった入社当時とは、かなり印象が変わったなとは思う

すべては時の流れ、な気がする