「ゐ」と「ゑ」 何物であるかを知ったのがいつだったか思い出せない。親や先生に訊ねたり教わったりした記憶はないので本で知ったはずであり、そうなると中学時代ということになる。 見慣れない字母も異界に迷いこんだように感じられて怖い。