2日も経って今さらですが、最終回の感想。
私は原作の漫画は読んでないけど、話が気になってネットで探してだいたいの結末を知ったので、それとドラマの結末の比較を・・・・
ドラマの終わり方の方が、タイムスリップして起こったことの論理的な説明はつけやすいな。(後輩の野口?が説明してたし・・・)
とは言え、タイムスリップなんてものに論理的な説明もへったくれもないけどww
ただ、あの終わり方だと仁が江戸で生きたこと、必死の思いで為したことが全部「無」になってしまったようで、ちょっと寂しすぎる。(仁友堂だって、仁とは関係なくできたことになってるし)
それに、仁だけでなく咲も仁友堂とはあまり関係ないようなことになってるのは、どうなのかな。だってドラマの中で咲は「仁友堂が自分の子供のようなもの」「仁友堂を後世に残るようなものに作り上げるのが夢」みたいなことを言ってたのに。仁友堂というもの自体、江戸時代の末期から明治にかけてそういう結社があって医学界で大きな意味を持ってた、ということだけど、現代に形として残ってるようには言ってなかったよね。
原作の方では、仁友堂は大学もある大きな病院として現代に存在してることになってるらしい。(現代に戻った仁のいる病院が仁友堂病院だったとか)
やっぱりそのあたりは原作のように、現代から再度幕末に戻った仁と咲が結婚して仁友堂の創始者として他の仲間と一緒に明治まで活躍したという方が、カタルシスという意味でもいいように思うけどなあ。
あと、ドラマで現代に戻った仁がまたすぐにやる気を出して積極的に手術を手がけようとしてたけど(まあ、患者がみきさんだから、ということかも)そんなにすぐに気持ちの整理がつくのかなあ。
原作の方では(どのように分かれたのかは知らないけど)幕末に戻った仁とは別に現代に戻った方の仁は、江戸での暮らしのあとでは現代になじめないというか孤独を感じたりするらしいけど、その方が納得できるような・・・。
ただ、限られた時間できれいに収めて感動を与えるには、ドラマのあの形がよかったのかなあと思ったり・・・。でもやっぱり咲さんがかわいそうだよな。