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のことを語る

昨日、地震の直前、起き出したはずなのに、よく寝ていたね?平気だった?ときくと
母「あぁだってそんなにたいして揺れなかったから(あれで?いや震度3だったけれど結構揺れたぜ)大丈夫だと思って寝直した」
いや、そーだけれど、そーじゃなくて、あの時、要介護で車椅子の父が身の丈より高いサイドボードのある居間にいたから(うちらの部屋にそんな家具はない)家族の中でいちばん危険だったんだよ、だからわたしは見に行ったんだよ、そーゆーことに頭が回らない位疲れてたのかな寝起きだからか、と思いをめぐらせていたら
母「いいのよ、あのね、あたし、お父さんに言ったの。いまここでもし災害が起きても、あたしたちの力ではあなたを運べないから、おいていくからねって。だって共倒れになっちゃうもの。3.11の時助かったひとがいってたじゃない。てんでんこ。てんでんばらばらに逃げるのよって…手を取り合い同じ方向に走っても助からないこともあるんだから。命はつなぐものだから。あのひとはこれ以上よくなることはない。だから、あたしたちはあたしたちで生き延びる方法を探さなきゃならないのよ」
自分を犠牲にし父の世話をしても度重なる暴言を浴びせられ腹をくくったらしい母