骨董品大好きな実母に、祖母が買って祖父が残した骨董品をあげることにした。
「もらうわ。普段使いにする」
「『普段使うような器じゃない。売ればいくらかになる』っておじいちゃま言ってらしたよ」
(真綿に包まれて桐の箱に入っていた。)
「え・・・」
「お義母さんにあげることなかったのに!うちがもらえばよかったのに!」←もちお
「いつか母がいなくなったらこっちにまわってくるでしょ」
「写メ撮って目録残せばよかったのに」←妹
「なんで?」
「後で『これはママが自分で買ったのよ?!』って言い出すパティーン」
家庭内あるあるを忘れていたことを指摘されて愕然。