息子が難しいガンにかかったことを知って苦しんでいる義母。
「心配で夜も眠れんのよ」
「そうですよね。でも日常生活をきちんと送るしかないんですよね。やることやって」
「そうよね」
「もちおさんも家事やればいいと思うんですよ。目の前のことに集中できて気も紛れるから」
「うん、私も一心不乱に編み物をしようんよ」
「お義母さんも家事やってくださいよ」
「ああ…はい」
「私たちが元気でいないとですよ。糖質制限して痩せてください」
「ああ…はい。何が送ろうか?何がいい?」
「部屋を片付けて片付いた部屋の画像を送ってくださいよ。もちおさんそれ見たら安心しますから」
「ああ…はい」
この期に及んでいつもと同じことをいう嫁。