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今日観た舞台のことを語る

「遠い夏のゴッホ」@NHK BSプレミアム放送分
作、演出:西田シャトナー
出演:松山ケンイチ、美波
・松ケンの訛りかわいい。身体大きい。舞台映えしただろうなぁ!声もいいし、表情もよかったです。何より、ラストの年老いて命の尽きる間際の姿だったのが、ベアトリーチェのために歌った瞬間、恋人の顔になるところが!!
・美波の幼虫ぶりがかわいい。実に幼気に見える。最後の涙の美しさ。
・出演者の皆さん、とてもよかったです。中でも筒井道隆さんの安定感がひときわでした。個性的な登場人物の中で、普通っぽいキャラなのに歩いてくる姿がとても舞台に馴染んでいて、惹きつけられました。(普通に馴染んで安定しているのに惹き付けられるって矛盾しているようですが…。)
・幕が上がって(テレビ放映ですが)すぐ、「見にいけば良かった!!」と後悔しました。一人で何役かこなしたり、小道具も何かに見なして使い分けたり、みんなで身体や声で何かを表したりっていうのを、開幕してすぐに立て続けにしてみせて、舞台上の世界をいっきに飲み込ませてくるのに、すっかりやられたかんじです。童話のような衣装とセットなのに、結構力ずくというか。
・お話ももちろん、とてもよかったです。登場人物もよかったですし、観にいけば良かった…。観にいけば良かった…。観にいけば良かった…。