「蒼の乱」劇団☆新感線@シアターオーブ
一言では無理です。ネタバレ含みます。
新感線編
・これまで私が感じていた新感線の廚二的な部分は、皆無に近く、劇団員の方のキャラに負うところの大きいアドリブが、ほぼありませんでした。笑いは早乙女太一君のアドリブと、最初から入れてあるパロディのみだったような。
・友人とは「シアターオーブに来る客層」で「天海祐希で来る客層」に合わせているんじゃないか、ということと、シアターオーブが海外のものもかけていることから、海外に出せるものとして作っている部分があるのではないか、ということを話しました。今日のは字幕を入れれば、このまんま海外でできる作品でした。(いつものもアジアでやれば、もうファンもついているし盛況だと思うのだけど、初めてみる人にもわかるっていうところで。)
・パロディは“たぶん”「レ・ミゼラブル(観たことないので)」、「ジーザス・クライスト・スーパースター」、この後オーブでやる「戦火の馬」(←これは、そうとしか思えない)。
・シェイクスピアは「マクベス」がネタ的に入っているかな?っていうくらいで、ベースにはなかった気がします。
・私がRXとか、いのうえ歌舞伎とか、その他のを混同している部分もあるとは思いますが、結構方向性が変わっている、というか整理されて洗練されている気がします。舞台装置とか演出とか、すごくよくて、オーブの広さや天井の高さが全く気にならない。五右衛門ロック3の時のすかすかしたかんじがなくて、オーブにジャストサイズになっていたような感じがしました。