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NHK俳句のことを語る

8月号の誌上添削教室に切れ字のことが書いてあって
「上五が名詞で終わると軽い切れが生じる…下五も終止形で終わると、二つの文章が離れすぎる」
とあったのです

切れるっていうのは
・切れ字が使ってある。や、けり、かな などの詠嘆
・終止形で終わっている
・上五が名詞で終わっている
・五七五の境目が名詞名詞で繋がっている
なのか
で、それが重なると、切れ過ぎになるのか
“や”+“けり”はクドいって言っていたもんなぁ

けれど、そうすると、五文字の季語を上五で使った場合は、下五は終止形じゃない方がいいということなのかなぁ
妙な連用止めはいけない、きっぱり終止形っていうことだと思っていたんだけど

昨日の書き直した分も

急カーブ紫陽花色の帯となり

上五が名詞で終わっている
紫陽花/色 と名詞が並んでいる
ということだと
急カーブ/紫陽花/色の帯となり
って三段切れになるということ?
そうしたら

急カーブ紫陽花は色の帯となり

で字余りでも“は”で繋げた方がいいのかなぁ
帯っていう流れる表現には字余りでも繋がっているかんじがあっていいような気もするけれど

あと
急カーブ紫陽花色の帯となる
と、終止形ではなくて
なり がいいということなのかなぁ?

添削では「さばさばしすぎる」と書いてあったので、さばさばしていた方がいい内容ならば、原則通りの軽い切れ+終止形が正解で、繋がりを密にしたい場合には終止形を避けるということなのかなぁ