文楽『妹背山婦女庭訓』@青少年センター
・お人形の動きが繊細で、それぞれの個性が表れていて、面白かった。お三輪ちゃんは感情表現が豊かで、動きもチャーミング。橘姫は二人でいると目だたないけれど、お三輪ちゃんのいない場面ではおしとやかで、お行儀のいい所作がかわいらしい。
・お話は、結末は「あー、昔の話だもんねぇ」だけれども、お三輪ちゃんが巻き込まれてくところなんかは、今映画であってもおかしくない、頭の中で半分くらい映画化しながら観られたくらい“女の子”の転落ストーリーで、なるほどなぁっていうかんじでした
・蘇我だ、藤原だっていうのは唐突に感じたけれど、そういうお話の一部を恋物語中心に構成したのが『妹背山婦女庭訓』なんですね。なるほどー。
・12月に国立劇場で『仮名手本忠臣蔵』やるんだけど、12月は忙しいかもなんだよなぁ。すぐにチケットなくなりそうだけど…。
今日観た舞台のことを語る