「髑髏城の七人〜風」登場人物編
・捨も蘭も天魔王も「昔つるんでた俺ら」なかんじがありました。捨はかなりフラットな人だったし、天魔王は劣等感とか孤独をこじらせたとか、すごく陰謀家、卑劣漢みたいなのはなくて、割と普通に「戦国時代だし、チャンスがあって、実現できる手だてがあればチャレンジしたい」くらいなかんじで、二人とも人間らしかったです
・人間らしさっていうかんじで、キャラの変化が大きいと思ったのが蘭と家康。観ていて「蘭、ぶれまくり」と思ったのだけど、ぶれているというより、やっぱりこじれていなくて、心の中にあるものが、その都度その都度出てきてしまう、普通の人間、ある意味男の子っていうかんじが。家康も、秀吉に押さえつけられて鬱屈したものがあるっていうかんじが薄くて、割り切れているっていうか、そう野望はなく、関東潜伏もそこそこ楽しんでいたかんじがあって、髑髏城の件で「全然考えていなかったけど、秀吉、俺が討とう!」って思ったみたいな、なんだか若さを感じました
・なんだか、総じて、みんな未熟で、今、生きている、模索している若者っていうかんじがしました。セットや衣装と相まって、そういうリアルが風のテーマなのかなぁと思ったり
・パンフに蘭のことが書いてあるらしいので、明日にでも読もうっと
今日観た舞台のことを語る