やな夢。
普段、絶対に上らないよ~な、長い長い階段。
神社とかの古い石の階段。
周りに木もなくて、暗い空間に階段だけ。
誰もいなくて、なぜか、ワタシだけ、黙々と上がってる。
鳥居もないんだけど、上りきると、広い空間。
建物も何もない。薄暗いけど、真っ暗じゃない。
なぜか、怖くもない。
どっかから、音がする。
公衆電話の鳴る音だ。
キョロキョロすると、奥の方に台があって、今は、ほとんど見かけない、古い公衆電話が1台。
ためらいもなく、受話器を取ると…
どうやら、そこで、ワタシが待ち合わせてる人からの電話。
しかも、それが、学生時代、初めての家庭教師で教えた近所の男の子。
荷物が多くて、階段下で困ってる、って。
わかった、今から下りるから、待っててね!
上ってきた階段は、遠いんだけど、公衆電話のそばにも階段が見えた。
なぜか、こっちでいいや、と、下りようとしたら…
階段は、なくて、真っ暗な空間に落ちていく。
ひょっとしたら、叫んでるのかも。
この夢。
この10年ほどの間、繰り返し、見てる。
だから、内容もはっきり覚えてる。