『テロ』、内容は硬派よ。シーラッハだし。
＞2013年7月26日、ドイツ上空で旅客機がハイジャックされた。テロリストがサッカースタジアムに旅客機を墜落させ、7万人の観客を殺害しようと目論んだのだ。しかし緊急発進した空軍少佐が独断で旅客機を撃墜する。
乗客164人を殺して7万人を救った彼は英雄か? 犯罪者か?
結論は一般人が審議に参加する参審裁判所に委ねられた。検察官の論告、弁護人の最終弁論ののちに、有罪と無罪、ふたとおりの判決が用意された衝撃の法廷劇。
(Amazonの説明より)

シーラッハはプロの刑事事件弁護士で、ナチ党全国青少年指導者シーラッハの孫。
まだ読み始めたばかりなのだけど、これも『コリーニ事件』と同じく、彼の職業とその「立場」の両方に絡んで読める本だなと思う。
現在のドイツの、法律に関する大きな話題・問題がどういうことなのか、というのもわかります。
シーラッハはほんとに、どれもおすすめ。