フィギュアスケートのジャンプは「回転して降りてくる」って事でがミソで、その回転とはフィギュアスケートは正円を描き続けるスポーツだから、なんだと思うんですよ。これは講習会で聞いた話ですが、正しい円を描き続ければスピードは落ちないし滑り続ける事ができる。それが正しい技術なのだそーです。ジャンプも、踏切から着氷までの軌道が正円を描く事をもとめられてるのだそう。そうすると、高さはもちろん飛距離を出して降りてくるってのは大変難しい事なんです。高い技術がなければできません。それを採点されるんだと思うよ。
さらによく誤解されてるみたいなんですけど、評価されているのは「美しい技術」ではなく、「技術として正しくて、より難しいもの」が評価されています。美しいなんて千差万別。正しい技術が、結果的に美しく、そしてそれを遂行する事は難しいって事はありますけどね。フィギュアスケートの採点表は、自分がどんな技術をどれくらい習得しているかを示したものにすぎません。足りないもの、取れる点数があれば、それが難しくてもチャレンジしていくんじゃないですか?
せきららこのことを語る