Netflixで小公女セーラを飛ばし飛ばしで見ています。セーラが没落してからの描写あまり好きじゃないんだけど、それでも、ハイライトは屋根裏が過ごしやすそうになる、ことでそこが一番好き。セーラの友達が友達に見えないプライドの高さも好き。「ミンチン先生は、私に親切だったことは一度もありませんでした」というセリフもかっこよかったです。
ミンチン先生も、苦労してしまった、からこそ、セーラの「恵まれている」感じが受け入れられなかったってことが、ちゃんとアニメで描かれており、大人になった今としましては、ミンチン先生の中にいる、小さなミンチンさんに「大変だったよね。よく頑張ったよね」って声をかけてあげたい気持ちです。
この話の肝は「自尊心・矜持を持って生きる」ということなんだなあ、と思ってるんだけど、OP・EDの楽曲はその辛さ・切なさまで歌い上げており、子供向けアニメでなかなか素晴らしいことだな、と思います。
セーラ、友達が本当にエミリーだけなんだろうなって感じが最高よ。
そういえば、おちゃめなふたごでも、フランスから来たクローディア(だっけ)が「イギリス人ってなんでそんなに自尊心にこだわるの?」って言ってたっけ…。