ポール・シュレイダー監督、イーサン・ホーク主演の「魂のゆくえ」、見てきました。「魂のゆくえ」はさておき、このパネルに「ねじれた家」のポスターが映っているのですけれども、おわかりいただけますでしょうか。この映画館の企画で、「ねじれた家」のポスター(主要登場人物が写っている)に「犯人と思う人にシールを貼って下さい」てのをやったら、どうも犯人にシールが集中してしまったらしく、スタッフさんが一所懸命剝がしていました。私は「ああ、犯人についたシールを懸命に剝がしているな、大変だな」とぼんやり眺めていただけなのですけれども(いっとくに書こうとは思っていた)、スタッフがさんがちらっちらってこっちを見るのです。「SNSで拡散される……」という恐怖を感じたのでしょうか、「魂のゆくえ」が終わって外に出たら、「犯人と思う人にシールを貼って下さい」企画は終了し、跡形もなくなっていました。よかった、よかった。
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