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すき焼きのことを語る

3年くらい前から西日本式の(本場はもっと違うかもしれないけど)すき焼きをやるようになった。牛脂を敷いて→犠牲になる肉を先に一枚いれて砂糖と醤油→そのあとお湯で戻した麩やネギやシイタケ、さらに残りの肉を入れ、そこに追加で砂糖と醤油、それに日本酒を入れ→最後に豆腐を投入している。
でもっていちばん美味しいと思ってるのが最初に入れた犠牲の肉なんだけど、一緒に食べる相手が肉奉行様になるとどれだかわからなくなることが多い。でもあるときラッキーなことにそれらしき犠牲肉を目視することができて、よし次あれ狙おう、と思ってる目の前で肉奉行様に持って行かれてしまった。もっとももの欲しそうな顔をしていたらしくて卵をつけられる前に犠牲肉の半分を寄越してくれた。
猫は思っていることが顔に直結するっていうけど、私は猫じゃないけど、すき焼きの犠牲肉の前では猫と同レベルでポーカーフェイスが出来ないことを知った。すき焼きっておのれの知らぬ一面を浮かび上がらせませんかね。そんなことないか。