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映画/三行コメント/アベンジャーズのことを語る

「アベンジャーズ / エンドゲーム」
・今読んでいる、「明治時代に娯楽小説を書くことに献身した無名作家のみなさんが転んでも転んでも立ち上がってまた転ぶ、転ぶがしかし、彼らがひねり出した何かの上に今、あれやこれやがあるのだ」という感じの本と、お話を推進するエンジンのようなものが同型なので、帰りにアベンジャーズのことを考えているのかその本について考えているのかわからなくなりました。
・それとは別に、トニーやキャプテンたちの「後悔」がお話を動かしているのが最後まで響いていて、そのことが映画から剝ぎとれない清潔さにつながっていると思いました。
・時間の関係で苦手な 3D で見ることになってしまいまして、最初は「うわあ、やっぱり世界がちっさく見えるよ〜、ひとがおもちゃみたいに見えるよ〜」と後悔したのですが、あっという間に目が慣れまして、最終的に 2D で見ているのとさほど変わらない境地に至り、やっぱり「アイアンマン」の最初の 30 分が大きかったなあ、トニーが好きだなあと集中できました。よかった、よかった。