id:bic
お茶を淹れたよのことを語る

抹茶を気軽に

抹茶が好きで、家でもよく飲むと言うと「抹茶は高いイメージがある」とか「道具がたくさん必要なんじゃないの」とか言われるのですが……茶葉だけならいい煎茶のほうがずっと高いし、道具も茶筅さえあればモーマンタイであるということを伝えたくて下手くそですが写真を撮ってみました。 映えそうなお湯を注いでる瞬間とか、かき回してるところは撮れなかったのですが、作法とかなしで、お家で飲む場合どんな感じなのか伝われば幸いです。


これは一応、抹茶椀ですが、練習用の1000円ぐらいで売られているものです。
柄が「コンプライアンス? なにそれ? 」という不敬さですねー
有名な作家さんがデザインした、おけいこ用プリント茶碗だと陶芸家の方が解説されていました。失礼いたしました。
高校の茶道部で使いまわして古くなった道具を茶道部の卒業生に分けてくれたのですが、その後2年の専門学校時代は仕送りでご飯を食べていたので抹茶を買う余裕はありませんでした……家に帰ってくるまで忘れ去られていて、飾りの金ぶちもだいぶかすれています。 かき回してもこぼれなければ良いので陶器のサラダボウルとかでも構いません。


茶杓で大盛り2匙の分量です。 小ぶりのティースプーン大盛り一杯ってところでしょうか。
しかしつぶつぶがありますね。 これをふるうための道具があるのですが、まずご家庭にないので茶こしで濾します。


茶杓は本来こうやって使うものではないです。抹茶をすくうものです。
これをすると汚れるので後で乾いた布で拭いておきましょう。 私は乾きやすいので綿の手ぬぐいを愛用してます。 茶道で使う袱紗はちりめん生地とかなんで、洗えません(´・ω・`) 茶道部時代、ウエットティッシュでそっと拭って干していました。


お湯を注ぎます。 量は茶碗に3分の1程度です。 これから茶筅の動きが激しいので多いと零れて大惨事です。
茶道では「3口で飲める量」と説明されますが、これは7口ぐらいで飲み干しました……茶道とはなんだったのか。


器を平らなところに置いて、茶筅を垂直に構えて縦に上下するようにして点てます。 泡だて器のように回してはいけません。
最初と最後に「の」の字を書くように動かすとそれっぽい動きになります。 大きい泡と細かい泡が混ざり合って空気をたくさん含んだ状態が望ましいです。 手首のスナップをきかせましょう。