成田は地元青森での公式戦。会場は有志が作ったであろう応援ボードでいっぱい。大きな声援が成田を包み、これがどのように影響するかとみていたが、終盤まで硬さが残った。
だが、この息苦しいようなまだろっこしさがいい。今の成田は今しか見られない。これは一期一会というようなライブ一般に言えることを意味するのではなく、予想される未来を思ってのことで、ヤングライオンを卒業してキャラクターができてきたら、もうこの不安定さは味わえない。
最後は成田の奥底に潜む不気味な熱の塊の片鱗が見えたと思う。
そして地元出身者が勝てなかったことに対するうっぷんを晴らそうとするかのような、メインの監督へ「タグチ! タグチ!」の大コールである。仙台よりも大きかったんじゃないかと思うほど。DOUKIは2試合目にして観客のブーイングを自然に引き出し、監督といいメリハリをつけていて、機能を十分に果たしている。
大好きでーす→ダンス→タッチしながら会場を一周。これ、完全にエースの任務を果たしてるな。タグチジャパン! タグチジャパン!
ロッキーVSオスプレイも熱かったNE!
新日本プロレス/BEST OF THE SUPER Jr.のことを語る