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勉強会/イタリア語のことを語る

宿題の作文発表の感想

先々週の宿題(どこか任意の県について、その特徴などを押さえながら、できれば観光パンフレット的に紹介すること)の発表が続いている。わたしは先週終了。今日お休みの人がいたので、また来週も続くかな。

イタリア語の問題ではない部分でかなり直しが入るので、すごく時間がかかってる。
例えば、固有名詞についてまず最初にそれが何か、を言わずに話を進めないこと、とか。カステラやハウステンボスについて話をするなら、最初に「カステラはお菓子です(il pan di spagnaみたいな)」「ハウステンボスはテーマパークです(ディズニーランドのような)」と言わないと、聞いてる方はずっと、脳内クエスチョンマーク満載になってイメージがわかない、と。
話し相手をどう想定するか、て問題なのかなー
それと、何を情報として取捨選択するか、というところ。ここは先生からは「長すぎ」くらいしか言われないんだけど。
下調べのためのチェック項目はテキストにリスト化されてるんだけど、それが確かにちょっと細かい。いざ紹介文にしようとするときに、何をどれだけ捨てられるか。調べたことすべてを書いたら長すぎる。
ここも、相手の想定、の問題かもなあ。

語学の問題としてだと、ともかく主語と述語両方を頭の中で省かない、こと。イタリア語に限らず主語を省ける言語は多いのだろうと思うのだけど、それは述語に使われた動詞や形容詞の形にすでに主語が何かが現れているから。日本語だと主語あやふやでもどうにかなるけど、イタリア語だと成立しない。
英語めんどくさいけど、必ず主語入れる、主語を意識する、という練習にはすごくなったなあ……
あと重要なのは、自分が知っている・習っている構文で書くこと。これ案外難しい。日本語で内容だけでなく文章まで考えてからイタリア語にしようとすると、なんかそっちに引きずられて、よく知らない動詞を調べて使おうとしていろいろまちがえたり、習ってない構文を使わなきゃならなくなりがち。話したい内容とその枠組みだけを考えといて、あとは最初からイタリア語で文章にしていくと、自分の知ってる・使える構文で考えて、単語調べは最小限になるので、まちがいが少なくなってく、気がする。
習ってるけどみんなあんまり使えてない「非人称のsi」(例えば「日本では正月はおせち料理を食べます」みたいな一般的に行われてることを話すときに使う仮の主語)とか多用するともっと楽にいろいろ言えるはず、今回のみたいなのは。
先生は、もっとシンプルな短い文章で、もっと言いたければ重ねて、という。実際まだほんとはそれしかできないはず。習った範囲では。