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はてなハイクの思い出のことを語る

昨日の毎日新聞夕刊、村上さんのインタビューが載っていた。オウムが信者に与えたような物語に打ち勝つ物語を作り出さなければ、というのは前から述べていた気がするのだけど、いまは宗教よりSNSのほうが直接的で強力な拡散力を持っている、SNSが心の底の魑魅魍魎を表の世界にじわじわと忍び出してるのではないか、ということも述べていた。
(ノルウェイの森を最後まで読めなかったし)私は村上主義者・ハルキストではないしすべてを追ってるわけでもなく、Twitterもやってなから多くを語れない。村上さんの私見を否定する材料を持たない。
のだけど記事を読んで、同質性のある人同士を結び付けることが可能で、憎悪をあおったりするのが可能っぽいSNSが人々に与える影響というものをちょっとだけ考えてしまった。おれが考えたところでどうしようもないのだけど。
でもって憎悪をあおるわけでもなくむしろ大喜利上等!の世界だったハイクはもしかして特殊だったのかなあ、という気が。