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映画/チェンジリングのことを語る

【チェンジリング】(5月21日積録消化)
三行諦めた。
・マイケル・ケリーが出てきたところで前半後半とわけられる、と思うくらいいきなり物語(実話)の様相が変わる。びっくりする展開。実話って恐ろしい。
・牧師の最初の登場シーンの説教で、誘拐事件を腐った警察糾弾の材料として利用されてる、と感じた。後に印象変わったが。さらに『奇跡の丘』を見て、権威の腐敗を強く広く訴えるこのやり方が本来的な牧師の仕事なのかもと思った。
・一貫して、女性が一個の人として存在するための闘いの物語。コード12。ヒロインが、どんなことが起こっても、ずっと同じところで仕事を続けている、というのがすごくいい。
・もっと昔で、イーストウッドがじゅうぶんに若ければ、マイケル・ケリーの刑事役を本人がやって、そしてその刑事が主役のちょっと違う毛色の映画になったんかもなと思った。年を取るって意味がある。
・ちょろっとしか見てない『バーン・ノーティス』の中の人はすばらしい俳優なのねとわかってよかった。こういう役をやるときのモチベーションってどこにあるのだろう、と思わされるほど、リアルに酷い人間の役。