「鏡よ、鏡。この世で一番美しいのは誰?」
「それは王妃様、あなたです」
またあるとき
「鏡よ、鏡。この世で一番美しいのは?」
「王妃様です」
そして何年か経って
「鏡よ、鏡。この世で一番美しいのは誰?」
「はい、あなたです」
忖度した鏡が常にそう答え続けたため、満足した王妃は穏やかに暮らしましたとさ。
おしまい。
「鏡よ、鏡。この世で一番美しいのは誰?」
「それは王妃様、あなたです」
またあるとき
「鏡よ、鏡。この世で一番美しいのは?」
「王妃様です」
そして何年か経って
「鏡よ、鏡。この世で一番美しいのは誰?」
「はい、あなたです」
忖度した鏡が常にそう答え続けたため、満足した王妃は穏やかに暮らしましたとさ。
おしまい。