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映画/ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツのことを語る

さっき町山さんの解説を読んで、あーやっぱりと思ったのがいくつか。
・映画見ながら「イギリスの料理がまずくなったのは国内のなんだったかの発展で食材が均一化されてそれまでの地方伝統食と断絶したから、とかいうの読んだ気がするけどあれ、なんだったっけ。それと似てる気がする」と思ってたら、やっぱり均一化の話が出てきた。
・わたしが一番ぞっとしたシーンというのは、実は、「名前」のとこと、ラスト近くの「レコード」の言葉だったのだけど、あのレコードの語り手が、トランプの師だとかで。そうか、どうりで。おまえもか。
・要するに、これ、笙野頼子のひょうすべなんだなあ、と三行コメント書いた後、思ってたんだけど、ほんとにひょうすべだな。

あのね、わたし、土曜に録画しといた『大草原の小さな家』の第2話を今日見たの。そしたら、ジャストタイミングていうか、やっぱりそういう人が出てくる話だったの。わたし、あの、貧乏人につけこんだひどい条件の契約書作ってる時から嫌な気分だった。そしてやっぱり予想どおりの展開だったんだけど、でも、こっちでは、ちゃんと、そういう人は他人に軽蔑されるの。いくら金を稼いでてたって、尊敬されないし認めてももらえない。批難され軽蔑される。思わず快哉を叫んだよ。「そうでなきゃ!」って。
ああいう世界のほうがわたしは好きだ。