去年の秋、柏の葉のカブリ数物連携宇宙研究機構を見学した。そのときはCP対称性の破れについてお話を伺ってたりしていた。それは横に置いておくとして、興味深かったのは、カブリ数物連携宇宙研究機構は午後3時になるとかならずみんな建物の真ん中に集まって一緒におやつを食べなければならないシステムで、そのときに自分が抱えてるテーマについて他の人に話すことが推奨されてるそうで。数学と各種物理学と宇宙論の研究者の混成部隊で、なので専門ではない他人にわかるようにおのれの専門を説明しないといけないはずで、量子重力には対称性が無いということの証明について、研究所の中で大栗先生を中心におやつを手にしながら議論が交わされていたかと思うと胸アツで、専門外のひとがいる研究所だからこそ研究がすすんだのかなあ、と。
でもって、もしかしておやつとおやつタイムって重要なのではあるまいか(異論は認める)
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