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エヴァのことを語る

荻チキラジオで中野の盆踊りで「残酷な天使のテーゼが出た」って話題やってるが、エヴァと言えば先日の貞本のヘイトスピーチを思いだしてしまって、多分現場にいたら苦笑いするんだろーなとか思った。

エヴァって初代放映時はそれなりに楽しんだクチなんだけれど、わざわざ漫画版まで買うには至らず、二度目のテレビ化のときとかは鮮度も感じないし見てない。
だからさほど思い入れもないし、だいたいATフィールドだの人類補完計画だのってのは他者性との対峙が出来ない未熟さゆえに出てくるアイデアで、まぁそういう幼いが故の不安とかを拡大して映像化してしまうことそのものは評価できるんだけれど、でもそこに設定された問題をもはや共有はしていないし、社会的に論じられるほどのもんでもない程度のもんでしかないんじゃねぇのって思ってて、今から思えばぜんぜんガンダムの方がすげぇ。
まぁガイナ系の魅力ってそういう未熟なところじゃんって気もするわけで、フリクリとかトップ2みたくかわいらしいキャラクターと軽快な映像で纏まってるのはスナック菓子みたく楽しめるんだけど、あんまりシリアスにするとちょっとなぁとか、ましてや中の人の一人が「こういう未熟さの中にこそ描くべきものってあるよね!」とかってのじゃなくてガチで未熟なんだなぁってのが見せられると、「ああ、こういう人達があつまるとああいった作品になっちゃうのか」って感じでより冷めてしまったのだった。