ももちが成績のよさを逆恨みしていじめたみやびちゃんは、実は「呪いの小説」が書けるのだった。それと知らずにみやびちゃんに文化祭でやる演劇の脚本を書かせるももち。彼女たちをはたから見ていた鈴木愛理はまさか自分の身にあんなおそろしいことが起こるとは思いもよらないのだった……という、2011 年のホラー『ゴメンナサイ』を拝見しましたわ。
お金のなさが画面からあふれ出ていてどきどきしました。見ながら「あれはハロプロのインタビューやなにかでよく見る背景だな、ここはいわゆるひとつの事務所なのだろうか」というシーンがあるし、舞台となる高校は先生 3 人に生徒が 25 人しかいないし、25 人いる生徒の半分くらいはおじさん……! 教室で、ある事件が起こって生徒たちが右往左往しているのを見たときは『ビーチ・シャーク』で、出演者達がばらばらの方向に駆け出すことによって、たくさんにんげんがいる印象を与えようとした、そんなシーンを思い出しました。
でも、最後に Buono ! の "Deep Mind" という、未来を信じてる的な曲が流れるのですが、「今これを聞かされてもナ」という気持ちになるくらいには、ホラー映画でした。
ももちの美貌がすごかったです。
ホラー映画のことを語る